サタデーナイトの渋谷発の最終電車はいつものように混んでいました。
電車が動き出してしばらくすると、なにやら不自然なタイミングで人が押し寄せて来たので、なにごとかと中心地らしき方向を覗き込むと、
やっちゃいました。だれかがフロアにザッツ・リバース!!
しかも、見ればコートに嘔吐物をかけられてしまったサラリーマンらしき人まで...。
しかも本人、まだ気づいてない?!
周りの人達の雰囲気でしばらくしてから気づいたようで
ゲロまみれになったコートを脱いでいました。
でも怒りに任せてどうこうしようという感じでもなく
ただ黙ってコートを小脇にかかえていました。私の知る限りでは。
で、肝心のゲロリストはといえば、その人の目の前の席にすわって
眠りこけっているのでした。
首元のマフラーもゲロまみれにして。
ワオ!!
さて、ここで何ができるか。
泥酔状態で眠っているので、容易に責任云々の話ができる状況でもなさそうです。
人って不測の事態の前には無力ですね。
たぶんそこにいる多くの人がかけられた方の彼に同情したとおもうのですが、
取り急ぎティッシュを探すも持ってない、
なにをしたらいいのかわからず、かける言葉も見つからず、
...駅についてしまって降りるだけ...でした。
正解は?
いろいろ考えたけどたぶん駅に降りて駅員さんを呼ぶ、じゃないでしょうか?
どうでしょう。
泥酔状態のゲロリストを引きずり降ろせば、ヘタするとコートだけじゃなくて
素肌でゲロに触れる事にもなりかねない...。
それを駅員さんに任せればいい、というのも安易な考えかもしれませんが
最終的に連絡先等、確認を取る事はできるだろうと思ったのですが。
当事者としては黙ってるというパターンもありますが
でも電車を降りて寒さが肌身に沁みた時、コートを羽織ろうとしてハタと、
その時にすごく後悔する気がします。
やはり、気づいた段階で事の重大さを空間的にアピールしつつ
突然発言しても状況的にアリな空気を車内に保っておく事が大事じゃないでしょうか。
一度沈黙しちゃうと、それを破るのって勇気がいるので、
「まじかよ〜〜......」とか独り言でもつぶやいて場の緊張感を保っておく。
で、だれかティッシュ持ってますか?とか
降りる人に駅員さんを呼んでもらえますか?とか
助けを求める。
第三者的にはどうにかしてあげられたら...という気持ちは多くの人が持ってると思うので。
こういう時の対応フォーマットの当事者バージョン、傍観者バージョン、などを
準備しておきたいものですね!!


